映画「鉄コン筋クリート」を観た。
原作は読んでいない。
ともかく、絵の背景の書込みに圧倒される。 AKIRA も背景書込みには驚いたものだが。
こんな映画を作って公開できるなら、日本もまだまだ大丈夫。
世界中の他の商業アニメとは次元が異なりすぎるョ。
シロ(46) と クロ(96) の関係、イタチ の関係は不思議で悲しいほど切ない。
脇役たちが面白い。
既に再開発されてしまった後の街で生まれ育った子供でも、ああいった街の感覚はわかるのだろうか?
後半のイタチの場面、なぜかタルコフスキーや クロウ を連想してしまった。
監督が日本人でないのはなぜだろう?
監督のインタビュー記事を見つけた。
- http://computers.news.livedoor.com/series_detail?id=58156
>> livedoor ニュース - 病める若者たちへのメッセージ 劇場アニメ「鉄コン筋クリート」マイケル・アリアス監督インタビュー
作成秘話的な記事も見つけた。
- http://www.pingmag.jp/J/2006/11/22/making-taiyo-matsumoto-tekkon-kinkreet-into-anime/
>> PingMag - 東京発 「デザイン&ものづくり」 マガジン » Archive » スタジオ4℃:鉄コン筋クリートの役者たち
映画のエンドロールで シロの声を 蒼井優、沢田の声を宮藤官九郎 がしていることを知り、これにも驚いた。
シロの声からは蒼井優の顔が思い浮かばなかったから。蛇の声が本木雅弘だったのにも全く気がつかなかったけど。
ディズニーアニメの画質/世界観も同時に知りながら、こんなアニメも観て育った世代は、どんな映像をこれから作っていくのだろう。
原作本を BOOKOFF で探すか、all in one 本を買ってきて読もうと思う。
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