感想: キムチを売る女
映画 キムチを売る女 を観た。
- http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD10167/index.html
> > キムチを売る女 - goo 映画 (予告編あり)
このカメラワークはなんだ!素晴らしい。
すべててシーンがポスターにできるような構図、色。
カメラに映らない部分で重要なことが沢山おきている。
それについては観客が絵/物語を想像するに任されている。
台詞や音楽が少ない。
映すこと/映さないこと、語ること/語らない事 の対比がこれほど全面に出している映画は珍しい。
ラストシーンは、映画の定石の主人公が歩いていく後ろ姿だ。
いままでずってジーパンを履いていた女がロングスカートを履き、線路 と改札を横切っていく。
エンドロールでは、女の足音がずっと続く。
駅の改札では、なぜか体温検査がある。
これって死者と生者を判別することを暗示し、この改札を生死の世界の境に見立てているのか?
この映画を舞台にするとしたらどんな風にしたらいいだろう。
- http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/cinema/archive/news/2007/01/20070124org00m200121000c.html
> > 映画インタビュー:「キムチを売る女」チャン・リュル監督−映画:MSN毎日インタラクティブ
このインタービューの中に気になる記述が。
私は、視覚による記憶力が小さいころから特別であることが上げられます。たとえば、道を歩いている知らない人でも、10年後に同じ人に会えばすぐに分かります。顔だけじゃなくて、その人がどんな服を着ていたかとか、そのときの天気も覚えているのです。家族や友人から『病気だよ』って言われますが(笑)」
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